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イッペーです。
今回、South American Handbook2006を購入しましたので、そのブックレビューです。
前回購入した99年度版に比べて、構成が大改訂されています。白黒のみから、オレンジ色も入ったこと、字が大きくなったことから見やすくなっています。
目を引くのは、巻末の南米カラー地図。南米大陸を11分割し、見開き2ページの各地図は、かなり小さな町(時として人口一万以下)までが載っていて、社会科の地図帳を思い浮かばせるような感じです。ただ、一般旅行にとって実用性があるかどうかは?ですが。
残念なのは、字が大きくなった分、情報量が少なくなったような気がすること。あと、地方都市の地図は、2006年度版では大幅カットされているのも残念です。
また、パンタナールに限って言えば、7年前の情報と大差なく、交通費などは全く当てにならないので、気をつけてください。見栄えだけ変えて、情報自体の更新はされていない、というのは、他のガイドブックにも共通にみられることとあきらめるしかないかもしれません。しょせん、レアな南米なのですからね。
99年度版を購入したときは、その情報の新鮮さに驚いたのですが、たまたま情報更新がなされた直後の版だったのでしょう。
今回は、情報更新に期待していただけに、がっかりしましたが、南米情報を集約した貴重な情報源であることには変わりありませんので、今後役立てていこうと思います。
さて、今回、The Rough Guide to South Americaというガイドブックにも関心を惹かれました。Amazon.comのレビューによると、South American Handbookが広く浅い情報であるのに対して、ポイントを絞って、狭く深い情報が載っているらしいです。一般旅行者にはそちらの方がよいかな、と思います。ただ、レビューでは、South American Handbookが多く地図を載せているのと対照的に、地図が少なすぎる、という欠点が指摘されていました。
しかし、South American Handbook2006では、地図が大幅カットされていますので、そういう差異は縮まっていると思います。
どなたか、The Rough Guide to South Americaをお持ちの方、コメントお待ちしております。
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