世界遺産パンタナール情報ねっと

南米のATM事情

南米では、T/Cがあまり流通していないため、現地ATMでの現地通貨引き出しが便利です。VISA/MASTERカードによるキャッシング※、もしくは主要な銀行が発行しているPLUS(プラス)システムやCIRRUS(シーラス)システム提携の国際キャッシュカード(インターナショナルキャッシュカード)を使用することができますが、原則クレジットカードによるキャッシングが有利です。(詳細は、現地ATMの利用>>
※JCBはCIRRUS系ATMを利用
南米での対応ATMの実情
ブラジル国内では、個人的には以下の銀行でクレジットカードおよび国際キャッシュカード対応ATMの存在を確認しています。
  • Brasil銀行:VISA/PLUS対応(一部の支店にしか対応ATMがない)。一日の引出上限R$1,000(日曜・休日はR$600)。
  • Bradesco銀行:VISA/PLUS・MASTER/CIRRUS対応(おそらく全支店に対応ATMあり)。一回の上限R$800。経験上、少なくとも1日R$1,800上限までキャッシング可
  • HSBC銀行:VISA/PLUS、MASTER/CIRRUS、AMEX対応(おそらく全支店に対応ATMあり)。一日の上限R$1,000
HSBC銀行は、ブラジルで5,6番手の銀行ながらも、人口数万人程度の小さな地方都市にも支店を持っているため、この銀行はオススメです。

ブラジル以外の国についても、小国ボリビアのサンタクルースにもVISA/PLUSおよびMASTER/CIRRUS対応のATMがあり、現地通貨を引き出すこともできましたので、南米の主要国ならいずれの国であっても、クレジットカード・国際キャッシュカード対応のATMはあると思います。

海外キャッシングの留意点
クレジットカードの中には、海外キャッシングの支払方法がリボルビング払いに自動設定されているカードがあります。リボルビング払いですと、利息が高額になってしまいますので、十分気をつけましょう。

さて、クレジットカードがその真の威力を発するのはショッピング利用です。T/Cを上回るレートの良さに加え、カード利用のポイントもつきます。さらに盗難・紛失のトラブル時にも、クレジットカードなら盗難保険が適用されるので安心です。
なお、クレジットカードの種類によっては緊急カードを現地発行してもらうことも可能な場合があります。ただし、トラベルデスクを南米に構えているカード会社は少ないですから、AMEXを除いては緊急カードの現地発行は余り期待しない方がいいです。

一般的には、各種トラブル対策のため、海外旅行の際には、2種類のカードを所持していくことが一般的に勧められています。クレジットカードの中には、年会費無料ながら、海外旅行保険がついてくるオトクなカードもありますので、海外渡航の前に、海外旅行向けカードの新規申し込みも検討されるといいと思います。

海外旅行保険付きクレジットカードのライフスタイル毎の選び方をみるには、
旅行保険付クレジットカードの選び方 >>

国際キャッシュカードの詳細については、
国際キャッシュカード >>

ページTOPへ ▲