南米旅行のワンポイントアドバイス
南米旅行・ブラジル旅行に役立つかなと思う些細な情報を随時追加していく予定です。南米とくにブラジル関連の質問も受け付けています。質問のある方は、こちらからどうぞ。(分かる範囲でお答えします。)
虫刺され薬:日本で慣れ親しまれている、ムヒとかウナコーワといった類の虫刺され薬は、ブラジルでは見たことがありません。蚊(モスキート、ペニロンゴ)が多くて有名なパンタナールで見ないのですから、おそらくブラジルには存在しないのではないかと思います。ですから、南米旅行の準備の中に、虫刺され薬を加えておきましょう。なお、虫除け(Repelente、ヘペレンチ)はもちろん出回っています。
ケガに効く軟膏:旅先でちょっとしたケガをしたときに便利なのが、Minancola(ミナンコーラ)。オロナインH軟膏みたいな用途で使えるもので、4Reais程度で薬局に売っています 。
解熱剤:解熱効果のあるブラジルの薬草をもとに開発されたのがDiplona(ディピローナ)。非アスピリン系で、体に優しいらしく、小児科医もよく処方してくれます。もちろん大人にも効きます。プラスチックの小さなビン(20ml)に入ったものが、2Reais程度で売られています。
タクシーの乗り方:原則として、タクシーメータのついたタクシーに乗りましょう。タクシーメータは「1」が通常料金、「2」が夜間の割増料金ですので、乗車の際に確認するようにしましょう。大きな都市なら、RADIO TAXIと書いてあるタクシーならば、無難かつリーズナブルな料金で移動できます。
タクシーメータがない場合は、必ず乗車前に料金交渉を行うこと。人当たりも良いし、まさか吹っかけてくることはないだろうと思っても、値段交渉なしに乗車して吹っかけられなかったためしがありません。値段交渉するにも、旅行者相手なら日本人でなくともまず3割から5割は吹っかけてくるので、その辺を計算して、仮に15レアルを提示されたなら、
「ナゥン ポージ ファゼー パラ デーズ」(10レアルにできないか?という意)
と問い返しましょう。現地の人相手の値段まで下げるのは難しいでしょうが、12レアルぐらいに落ち着くのではないかと思います。
なお、地方都市では、タクシーメータが付いていても、メータの回り方が異常に早いことがあります(コルンバはそうです)ので、数キロ以上の移動に使う場合は、やはり乗車前にどのくらいになるのか値段を確認しておくことをお薦めします。
モトタクシー:ブラジルの地方には、オートバイのタクシーがあります。市内数キロの範囲なら2-3レアル、5キロ以上も離れたところへは、もう少し支払わないといけなくなりますが、タクシーに比べると画期的に安いです。しかし、モトタクシーはトラブルが後を絶たない状況ですので、薦められません。どうしても必要な場合でも、流しのモトタクシーは避けて、バスターミナルや市内の人通りの多い所にあるモトタクシー乗り場に詰めているモトタクシーを使いましょう。なお、営業許可を受けているモトタクシードライバーは、電話番号が明記されたゼッケンを付けています。(しかし、ゼッケンは簡単に入手できる類のものですから、それだけで信頼するべきではありません。)
最終更新:2010年12月6日
Since Feb 03, 2006